「オレの妻が迷惑をかけた」
やぐらの深い詫びに、モブグループの女子は「こっちこそ、悪かったな」
とツルギとやぐらの前で深く詫びて見せた。
ツルギとリンはミナトの元、事情聴取を行っている。戻ってくるまでの間は自習時間となる。
オビトがソワソワしている。
「ん?」
やぐらが異変に気付き、声をかける。
「あ、あのさ。やぐらだっけ?オレうちはオビト」
「ああ、オレは橘やぐらだ!」
「なあやぐら…リンっていいよな」
「ツルギはオレんだぞ?オビト」
「今リンの話してんだけど」
「話噛み合ってないよ、お二方」
「お前…白い牙?」
「の子ども」
「ナルホド。木ノ葉も幸先よさそうじゃねえか。つわものぞろいだ」
「つわもの!」
「ツルギの髪って綺麗だよな~」
「え、そうか…?」
「そう思うよな!白い牙の子ども!」
「ああ、そうだね」
「バカカシの感性は分かんねえ…」
やぐらとオビトはどうにも馬が合わないようだ。
その時、ミナトと共にリンとツルギが帰ってきた。
「今回の件は火影直通の元、御咎めなしとする!」
「やったね!ツルギ!」
「うん!ありがとう、みんな」
実技試験場は、あたたかな笑いに包まれた。やぐらはおもった。水の国への土産は、これしかない。と。
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