「波風カイト、お前に修行相手が欲しいって言われたからだよ。力試しだ」
「やぐらく~ん!」
「はは、久しぶりだな、ツルギ!迷惑をかけて悪かった!あと、随分心配かけて悪かった!」
「なんだただのイケメンか」どんな奴かと思えば
「…」
「カイトくん?」
「も、もしかしてお前」
「あ?」
「オレより、小せえ…?」
「カッカイトくん!それは禁句…!」
「テメエ表出ろ!!!その腐った目くりぬいてやる!!!」
「喧嘩はやめよう、そしてグロいよやぐらくん!」
「うるせえブスは黙ってろ!!!」
カイト/ミナモ:「「・・・あっ」」(察し)
やぐらは自らツルギの堪忍袋の緒を切った。
「・・・やぐらくん。逝ってヨシ♥」
「は?」
「序番弐、やっちゃえ」
「まままて、落ち着け、ツルギ!!!・・・っ」
やぐらが不覚にも目をつむると、そこには封印の印を結んだミナトの姿があった。
「むやみに序番弐に頼っちゃだめだよって、教えたよね?」
「よおバカイト!生徒会長!」
ミナモ:「オビト、リン、カカシ…ミナト先生」
「リン?!オビトくん!?あ、はい…すみませんミナト先生」
「分かったならよしだよ。ここは水辺じゃないから三尾の威力も半分になる。
それくらいそこの少年は知っているはずだしね」
「あの、ミナト先生」
「ああ、時代の話だね。それなら後でじっくり話そう。今は久しぶりに会えた旦那さんと
ゆっくりね」
「ハイ!」
「時代ってなんだってばぜぃ?」
「ここは、実際にはありえない時間軸。そんな話を聞いたことがあるよ」
「カカシ、現に私やオビトは生きてるじゃない・・・あと、三波浪の二人も」
「キミらも、幻ってことさ。オレとツルギと、キミ以外はね」
「あ~あ。帰るってばぜぃ。なあやぐらにミナモ。演習場か一楽寄ってかね?」

「オビト!オレの妻に手出すなよ!」
「分かってんよ~」
「大丈夫なの?二人きりにして」
「・・・今はあのブスより、お前らと話したいんだよ」
「また鉄拳くらうぞ」
「そんときゃそんときだ」
‐――――
「さて、波紋一族の女。オレの仕掛けた無限月読はいかがかな」
「とてつもなく罪深い事を成し遂げてしまったものね。
でも、かならず戻して見せるわ」
「あの英雄もいない貴様に何ができる?」
「私だって木ノ葉の三波浪の端くれ。愛する人とあこがれの人を救い出すためなら、
命も惜しくない」
「随分**本意だな。現実では**も奴も死ぬというのに」
「あなたが生きる可能性がそこにあるのなら、私はどんな事だってするつもりよ。
未来の子どもたちのためにね」
「大筒木***のような事を言うようになったな、貴様も」
「私とあの人の孫―-————***は、強い子よ…」
「果たして、そうかな…?」
「おーい皆!遅くなって悪かった!」
「遅すぎだってばぜぃオビト、ツルギ!強いな!アンタ」
「全戦全敗だよ」
「そうだろ、そうだろ。小さいからって甘く見た罰なんだよ!」わははは
「全敗って…結局何回戦ったの、カイトくん」ていうか、ミナモくんも戦ったのかよ…
「え~?八回?」
「だね」
「ツルギ~疲れた~だっこ~」
「…いくら彼女の旦那でも調子乗らないでよね」
「ケチんなよミナモ~」
「引っ張ってってあげるよ。ズルズルと」
「せめて押してくれ」
「あれ、ツルギとリンとカカシは!?」
「先行っちゃったぜ」
「アホオビト!!!先教えろ!!!一楽まで競争な!!!」
「殺す気か」こっちは三波浪相手にチャクラ使いすぎてヘロヘロなんだよ!!!
「アンタだって僕らのこと殺す気でかかってきたでしょ」自業自得
「ケチ~~~!」

「まだ完成してねえよ、ツルギ。オレとお前の駆け引きは、ここからだ…」
ミナモ:「…オビト?」何一人でニヤついてるんだろう
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